運動の秋…になりました。と言っても今年はそれどころではないですね。でもテレワークなどで運動不足になっている人は多いでしょう。そしてコロナ禍でジムでのトレーニングを控えている人も多いはず…。私たちは日常「運動せよ」と言われますが、一体どうすれば「運動した」事になるのでしょうか。運動について考えてみたいと思います。
一口に運動と言っても…
一般に体を動かす事が「運動」と解釈されますが、しかし単純に同じ運動を毎日繰り返していても運動効率はよくないと言われます。それは慣れた動きは、例え激しくても身に着いた「要領」で行うため、タイムや数字は向上しますが運動刺激としては弱いのです。それよりも弱くとも日頃使わない筋肉を使用する方が、身体各所に刺激が伝わり易いと言われます。ブラブラと何処となく百貨店をショッピングすると帰宅後は疲れますが、これは「要領」を使って動いているわけではないので運動刺激としては有効なわけです。
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どの運動をどれくらい…
WHOでは一週間に150分以上の運動、多少息のあがる程度の運動が良いと勧めています。ただ現実には毎週150分もの運動時間を、定期的に取れる人は多くはないでしょう。ただ最近の研究では、運動量の少ない人でもホンの少し運動量を増やせば、健康リスクを大きく減らせる事が分かったそうです。例えば昼休みに10分散歩するとか、座り時間を意識的に減らしてみるとかです。生活の中でちょっと工夫すればよいわけですね。
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ラジオ体操程度でも…
中高年以上はラジオ体操程度でもO.K.のようです。若い時はラジオ体操などは運動のうちに入らない…。そう思っていた人も多いでしょうね。ところが年齢を重ねて筋力や瞬発力なども低下すると、意外とラジオ体操もキツイと感じるようになるんです。そして意外と体力アップにも貢献してくれます。周囲にもラジオ体操を地味に続けて、案外体力のあるお年寄りが居るのを発見すると思いますよ。私もたまにやるのですが筋肉痛を起こしました。ですからラジオ体操は悪くない運動だと思います。
わたしの場合は…「足踏み」
かく言う私の場合ですが、私は「脚ふり運動」というのをやってます。これはただ脚を振り子のように前後にふるだけです。ただチョットした工夫としては、脚を前に振り出した時には「蹴り上げる」感じに振り出すこと。また後ろに振り出した時は、意識的に膝を曲げることです。これを左右50回をワンセットにして行います。これまでスクワット系の屈伸運動をしていたのですが、時として膝を痛める事があったんです。そこで膝に負担が掛からないような運動という事で「脚ふり」を考えたわけです。これでも結構な運動になります。
それともう一つは「足踏み運動」です。これはその場ジョギングではなく、ただ足踏みする運動です。運動というと「心拍数を1分間に120回」それを10分キープする…などと言うエアロビクス効果が「運動」と定義された時期もありました。しかしこれは「持久力」の事です。でも私たちの日常生活では「持久力」より「筋力」や「バランス」のなどの能力の方が有用なんですね。足踏み運動は一回に5分から10分程度。ゆっくり「おいちに」っと行います。こんなものでどこが鍛えられるかと言いますと、心肺機能なんです。モモを上下する事で、血行が促進し毛細血管が開いて全身の血流が良くなります。有酸素運動なので肺も鍛えられます。95才まで生きた中村天風さんも、生前凛としていましたが、毎日この「足踏み運動」を実践していたと言います。無理して走ったり「持久力」そのものを鍛える必要はないんですね。つまりマイペースでも充分鍛えられると言う事でしょうか。
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☆当会の沿革☆
当会は昭和63年に東京・国分寺市にてプロ指圧師の再教育の場として発足いたしました。業務内容は仕事に使える「全身指圧」習得のための入門、初級、中級の各種講座の『セミナー運営』と施術室での『指圧治療』です。平成16年には活動の拠点を東京の池袋に移し、現在はインターネットやSNSで幅広く対応しながら、一方では設立の精神である「寺子屋」式にこだわり、人間臭いコミュニケーションを重視して経絡指圧の実践に努めています。
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