大丈夫!指圧で長年の慢性病も改善…

 現代医学は激烈な症状などの「急性病」には滅法強いのですが、緩慢に長く続く「慢性病」には苦手な傾向にあるようです。しかもこのような病気と健康の中間にあるような、慢性的な症状に悩んでいる人は結構多いようなのです。症状は緩慢なので普段は我慢しながら生活しているのですが、やはり不快には変わりなく、そんな人が指圧の門を叩くんですね。ではそれはどんな感じなのかご紹介しましょう。

「治るでしょうか」と尋ねられる方

まず最初に「治るでしょうか」と尋ねられる方が多いです。これに対しては「症状の軽いものや、症状の期間が短いものは比較的早く治りますよ」と答えます。治り切らないケースもありますが、特に体質に由来している場合は時間が掛かるようです。
ただ治療室に訪れる大半の方は、大体が良い方向に改善するようですね。長年腰痛を抱えている場合でも、時間を掛けて施術すると、改善される場合がほとんどです。それは慢性的な症状を抱えている方は、コリや張りが限局的に固まっている場合が多く、それを指圧で弛めると症状が軽快するからです。

なかなか治らなくて…と訴える方

「なかなか良くならない」と仰る方も居ます。ではなぜ今まで軽快出来なかったかと言いますと、その故障個所のコリや張りを取り除くポイントが判りにくかったり、判ってもそれを取り除く技術がなかった事によります。余程頑固なものでない限り、分かってしまうと案外早く解消するものです。肩こりの方に多いのですが、コリや張りが解ってもそのコリを取るポイントが解らず、症状が長引く方も居ます。長期に続く肩こりは、コリや張りの余波が背中や腕に広がっているので、それらをまず弛めるのがコツです。すると意外と簡単に肩こりが解消するんですね。

何処に行ってもダメ…と訴える方

「沢山の治療院に行ったけど、結局どこへ行ってもダメでした」と訴える方も居ます。これは体格の良い人か、神経過敏の人に多い訴えです。体格の良い人は、概して刺激的な施術を求める人が多いのです。強い刺激でコリを取ろうと考えるのですが、強い刺激はそれだけ体もガードを固めるので、意外とコリが取れないんです。それで治療院を転々とするわけですが、幾つか転々とするうち、コリも強い刺激に慣れて固くなってしまいます。もうコリが「鎧」のようになってしまって治療刺激を跳ね返すのです。押しても叩いても、まったく感じません。

このような場合は、強圧で治療をしても効果がありません。それまでの治療で耐性ができてしまっているからですね。ではどうするかと言うと、比較的弱い圧で施術(指圧)するんです。最初のうちは体に堪えないので「効いていない…」と感じます。しかし施術しているうちに、段々と患部がほぐれて来るんです。すると「効いてきたかな…」と感じるようになる。更に施術を進めると、本人みずからコリや張りを感じ取るようになって「いたたた」とか「響く…」とか言うようになって改善して行きます。

 

まとめ

病気と健康の中間にいる方は結構多いです。しかしそれは病院では治療の対象にならない事が多いんですね。そのような方が最後に指圧治療室を訪れるわけです。一様につらい症状で悩んでいる期間が長く、様々な訴えがあります。ただコツコツと時間を掛けて指圧をすると改善する場合がほとんどです。指圧治療はつらいものではないので、お近くの指圧治療院に足を運んで一度試してみると良いです。

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☆当会の沿革☆
当会は昭和63年に東京・国分寺市にてプロ指圧師の再教育の場として発足いたしました。業務内容は仕事に使える「全身指圧」習得のための入門、初級、中級の各種講座の『セミナー運営』と施術室での『指圧治療』です。平成16年には活動の拠点を東京の池袋に移し、現在はインターネットやSNSで幅広く対応しながら、一方では設立の精神である「寺子屋」式にこだわり、人間臭いコミュニケーションを重視して経絡指圧の実践に努めています。
経絡指圧普及会:℡.03-3985-1060、 メールでの問合せ
 
 
 
 
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