治療した歯がまだ痛む・その痛みを止める方法

歯が痛い…

今、家族が歯医者さんに通っています。歯が少し沁みるようなのです。

すると歯医者さんから「知覚過敏ではなく虫歯です。

それもが沢山ありますよ」と警告されました。

詰め物を取ってみるとやはり大きな虫歯で、やむなく神経を抜いたそうです。(痛そう…)

普通ならそれで歯痛は止まるのですが、なぜか「歯がまだ痛む」を連発します。

神経がないのにオカシイと思いつつ、それなら指圧の歯痛止めを試そうと言うことになりました。

歯の痛みあれこれ

ところで、歯痛と言っても色々な種類があります。

一番オーソドックスなのは虫歯ですが、虫歯以外にもあるんですね。

そもそも痛みを発するのは神経なんです。

ではその痛みを出す神経はどこにあるかと言うと

  1. 歯の内部(歯髄という)
  2. 歯茎(歯を包んでいる歯茎)
  3. あごの骨(歯を支える顎の骨)

の三か所にあるんですね。

一般に「歯痛」と言ったら、1.の歯髄です。

ここが虫歯で刺激されると激痛が走るわけです。

そして虫歯ではないとなると、2.か3.になります。

2.が痛くなる場合の典型は歯周病です。

ばい菌が歯茎に炎症を起こして腫れたり「痛み」を出すんですね。

3.の場合も同様で、歯を支える骨に炎症が起きると「痛み」が出るそうです。

また特に炎症や虫歯もないのに痛む場合は、歯の過重負荷(歯ぎしり)によって歯茎や骨の神経が過敏になって痛むそうです。

更に関心のある方は調べてみて下さい。

歯痛止めの経絡指圧

指圧の歯痛止め…、それは痛む歯を押さえながら痛みに関連する腕の経絡を指圧するのです。

彼女の場合左上に痛みがありましたので、左腕の三焦経がターゲットです。

まず彼女を横にして左腕を出させます。

彼女の指で痛む歯を押さえてもらって、私がその左腕を肩から手首まで「三焦経」に沿って何回か指圧しました。

すると20分くらいから段々と痛みが和らいで来たのです。

適当な時間で放置して様子をみてみましたが、殆ど痛みが消え去ってスッキリ(これは彼女の言葉ですが…)です。

それ以後痛みは再発していません。

ちょっとした事ですが、指圧を覚えていて助かった事例です。(やれやれ…)

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当会は昭和63年に東京・国分寺市にてプロ指圧師の再教育の場として発足いたしました。業務内容は仕事に使える「全身指圧」習得のための入門、初級、中級の各種講座の『セミナー運営』と施術室での『指圧治療』です。特に治療では、古来から伝わる漢方式の施術を実践し、利用者の皆さんの体の不調を治す指圧を実践しています。
平成16年には活動の拠点を東京の池袋に移し、現在はインターネットやSNSで幅広く対応しながら、一方では設立の精神である「寺子屋」式にこだわり、人間臭いコミュニケーションを重視して経絡指圧の実践に努めています。
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