「気づまり」は体を緊張させる…
すると気持ちも消極的になり、そして様々な不定愁訴も起こって来るんです。よく起こるのが耳鳴りとかチック。不意に起こります。
また頭の中に余計な考えが浮かんで、夜眠れなくなったりします。
こうなると交感神経が鎮まらず、緊張で体の固さが残ることになります。
皆さんも経験があると思いますが、眠った割には朝グッタリしていた経験はありませんか。
これは本来夜間にリラックスするところ、神経の興奮で充分リラックスできずに朝を迎えたからなんです。こんな日は一日中、調子が悪いですよね。
試しに首や腰を動かしてみると、何となくギクシャクするような動きがあったり、筋肉に張りを感じたりするものです。これらは緊張で体が固くなったからなんです。
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「気づまり」で神経の興奮が取れない…
気づまりは交感神経を興奮させます。交感神経は活動性の神経なので、心臓や筋肉を興奮せる働きがあるんですね。
日中は社会活動をする時間なので、心臓や筋肉などは充分に働いてもらわないと困ります。ですから交感神経を興奮させて活動的になるんですね。
しかし夕方以降は休息の時間です。
充分働いた心臓や筋肉などを休ませなくてはなりません。しかし気づまりがあると、交感神経の興奮が十分に取れず、少しずつ興奮が続く状態になるんです。
この気づまりが毎日続いたとしたら。また何か月も続いたとしたら…。
もうお分かりですよね。「何か変だな…」と、体調の変化を感じるようになるんです。
気づまりが少しずつ、神経を興奮させてしまうんです。
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対策は神経を鎮めてリラックス…
対策は「興奮」した交感神経を鎮めてリラックスする事です。ここまでは皆さん、よく理解できると思います。でもそう簡単には行かないよ…と言う事も知っていますよね。
ではどうすれば良いのか。
この様な時は指圧もモチロン有効なのですが、日常生活でも体の緊張を弛めるための簡単なストレッチ、気分の鬱積を解消するために他人とおしゃべり、ショッピングに出たりするのが有効です。
人間の体とはよく出来たもので、ストレスの限界線に来ると、必ず愁訴(病気とは言えない症状)を出して教えてくれます。よく出来ています…。
自己暗示でリラックスする…
もう一つは、自分に言い聞かせてリラックスする方法です。つまり「自己暗示」ですね。これは試合前のスポーツ選手がよくやってますね。
高ぶった神経を「大丈夫。お前は練習は充分積んだ。だから負けないんだ」と、自分をお前と言って言い聞かせる。
これも暗示ですね。これは意外と効果があるんです。「言葉の魔力」とでも言いましょうか、一般人である私たちも多いに活用できます。
やり方は自分に向って、ポジティブな言葉を掛けるのがポイントです。
心が挫けそうな時に「お前、心が強いぞ」とか、気づまりな事を言わた時に「そんな言葉、気にならない」とポジティブな言葉で否定するんです。
心の中で呟く程度でいいんです。不思議なもので、やっていると相手の言葉に振り回されなくなります。
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まとめ
気づまりは交感神経を刺激して、様々な体調不良の原因になります。解決法は興奮した神経を鎮めてリラックスすることです。
そのためには、普段から行っているリラックス法を実行したりするのが有効です。
とくに言葉による「自己暗示」は、自分に言い聞かせる事で興奮した神経を鎮めます。手軽で効果的な方法です。
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