最近のニュースによりますと、コロナの第8波がひたひたと押し寄せているそうです。第7波が下火になって、街にもやっとコロナ前の賑わいが戻ってきた矢先です。政府は先手を取ってワクチン接種や外出制限を呼びかけていますが、しかしその反応は冷ややかです。コロナ報道も今ではマンネリ気味です。しかし、もういい加減にしてくれ…と思いませんか。
低下するワクチン接種率…
ワクチン接種率が低下しています。2020年から始まったコロナ禍は、今年で3年が過ぎようとしています。
当初は未知の不気味なウィルスと言うことで有効なワクチンもなく、私たちは戦々恐々ピリピリしていました。
政府やマスコミは連日感染者数を報道し、マスクや手洗い、外出自粛や営業自粛を打ちだします。
待ちに待ったワクチン接種は1年後の2月から開始されて、1回目と2回目の接種率は全人口の77%。ここで一時感染者は激減しましたが再び増加に転じます。
でも対策は不要不急の外出自粛と手洗いマスク着用をアピールする程度で、マスコミも連日感染者増加や医療のひっ迫を知らせる報道でした。
そこで第3回目のワクチン接種が行われました。しかしここでの接種率は66%に低下。それ程伸びません。
そして今年に入って第4回目が行われましたが、接種率は更に36%に低下します。ワクチンの接種率は回を追うごとに低下しているんですね。
コロナ慣れ・ワクチンの限界…
これはコロナも3年目になると、国民もそれなりに慣れてしまった事や、ワクチンにも無視できない副反応や後遺症などの負の効果がある事も知ってしまったからでしょう。
とくに若い世代の敬遠が目立ちます。更にワクチンを打っても複数回感染する事例も公表され、ワクチンそのものが効果があるのかとの懐疑的な意見も出始めました。
その結果かどうか分かりませんが、第5回目のワクチン接種率は現時点で3%(令和4年11月18日現在)に過ぎません。国民はあまり積極的に接種をしたがらないようです。
しかしニュースでは相変わらず、第8波の予想と感染者数増加の推移だけを報道しているだけです。
今年はインフルエンザとの二重感染?
今年はコロナとインフルエンザの二重感染が懸念されると言います。既にオーストラリアではインフルエンザの流行があり、この冬は日本でも流行が起こると考えているからです。
テレビではこの話題を大きく取り上げ、再び医療逼迫の可能性があるとか重症化が懸念されるとか、該当する年代は早々に二つのワクチンを打つべきだとの専門家の意見を紹介しています。
ただこのような報道もそれほど一般の耳には響いていないように感じます。
ここ池袋を歩いてみても、繁華街は人でごった返していますし、駅構内も人で一杯です。コロナの関心は薄れたのでは…というのが率直な印象です。
では、なぜ関心が薄れて来たのでしょうか。