当院を利用して指圧治療を受けられた方々の声や、漢方健康教室に参加された方がたのお手紙を掲載しています。同じような症状や事情で悩んでおられる方のご参考になればと思います。
また掲載に際し、快く掲載許可を戴いた方々のご好意に感謝いたします。ありがとうございました。
藤崎信行
●指圧を受けるきっかけは…？
ネットで医療的な指圧を検索していて、たまたまこちらのサイト見つけました。住んでいる所からも近かったので来院したのです。受けてみたら「いいな」と直感的に感じました。
●どういう健康状態だったのですか。
子供の頃から常に肩こりで、とくに夏になると首筋のコリがヒドく、会社でも同僚と肩もみをしていたくらいです。指圧は凝ったら行くものだと思っていて、とくに若い人間は行ってはいけないものと思っていました。ですから我慢、我慢の毎日だったんです。ところが体が辛くなって仕事がキツくなった事があるのです。これはいけない。私は長く仕事を続けたいと思っていたので、その時は「仕事を長く続けるためには、お金を掛けて（体調を整えて）もいい」と思ったんです。
●指圧を受けてみて、どうでした…？
初めて指圧を受けた感じは「痛い指圧だ」と感じました。でも回数を重ねるうちに次第に気持ちよくなりました。また初めて受けたお腹の指圧はとても気持ち良かったです。体は軽くなるし、顔色が全く違ってきました。以前は顔がどす黒かったのですが、これが今は普通の色に変わりました。とにかく以前と比べて、今は全然ラクになっています。そして定期的に受けると、コンディションを維持出来るのだなと思いました。ひどくなる前に受けた方が全然ラクだし、お得だと思います。
●その他に変わった事は…？
歳を取るにつけ、体がシンドイと訴える人が多いのですが、私の場合は歳を取るに従って体がラクになっています。これは指圧を継続した結果だと思います。また以前は新陳代謝もあまり良くなく、夏でも汗をかかなかったのですが、今は自然と汗をかくようになりました。寝起きも良くなりました。私は寝起きが悪く、朝早く起きられなかったのです。でも今では全く問題なく早く起きられます。そして大きな病気にも罹ってないのです。同世代のお友達は入院したり、大病を患ったりしていましたが、私は入院した事がありません。
●働く女性に何かアドバイスは…。
私は美容とかにはお金を掛けないのですが、働く女性が長く仕事をしたいのなら、体をお手入れする事がやはりお得だと思います。私の場合は指圧でしたが、ヒドクなる前なら、少しの指圧で体調が元に戻ります。それに「健康を管理をしている」と思えますから気持ち的にも安心です。
●来院のキッカケは…？
父親が死んで心身共にガクッと来て体の調子が悪くなったのです。それと同時に仕事も忙しくなり、会社のシステムも変わり、それらが重なって心身のバランスが崩れてグッタリと疲れてしまったのです。
●受けてみてどうでした。
実際、楽になりました。最初はグッタリした感じなのですが、いつの間にか寝てしまう事が殆どです。そして目が開くと眼がパッチリして体が覚醒した感じです。そして何回か受けるうちに、いつの間にか心身のバランスが「大丈夫」みたいになっていました。気持ちも落ち着いて来ました…。
●では効果があったのですね。
きっと効くに違いないと思って来たのですが、実際受けると刺激が奥まで入った感じがしました。お腹の指圧は特に抵抗はないです。触れてもらうとリラックスできました。人の手で触れられると、ホッとすると言うか癒されます。効いたなという感触は、終わった瞬間に体が軽くなるので分かります。少し前に腰を悪くした事があるのですが、これも指圧を受けたら終わった時には軽くなっていました。
●指圧はおすすめですか。
私は元々外に対して慎重で、石橋を叩くタイプです。そして心配性なので疲れ切っちゃうタイプなのです。ですから緊張でいつも肩と首が凝っています。でもそれが軽減してきました。ですから不安症で心配性の人にはぜひおすすめしたいです。心身共にかるくなりますから。
●今の調子はどうですか。
今はコンディションは落ち着いています。これからは年齢も上がるので、色々トラブルも起きるかも。でもそれが起きないようにコンディションを維持し、そしてなるべく薬に頼らずメンテナンスをして、自然治癒力を高めて過ごしたいと思っています。
●川田さんは随分長く、当院に通って戴いていますね。
もうかれこれ20年以上になりますね。当時は仕事の関係で様々なトラブルを抱えていて、心身共にボロボロの状態でした。家内が先にお世話になっていたので、では私も…という感じで指圧を受けてみたのです。とにかく疲れ果てて疲労困憊の状態でした。自分の許容範囲を超えていて、当時は藁にもすがりたい気持ちだったのです。精神的にもこれからどう生きて行けばよいのかと思ったほどです。
●受けてみてどうでした。
全身指圧でしたが、初めは痛いだけで…（笑）。でも最初だけなので、３～５回くらい継続してみなさいと言われて続けてみました。指圧を受けてみると、確かにラクになる実感があったんです。ですからそれを頼りに通い続けたんです。藁にもすがる思いだったので、ものすごく頼りにしていました。ですから通うのも苦にならなかったですね。施術が進むうちに、徐々に痛みは無くなって来ました。
私は日常すごくストレスを抱えやすいタイプなんです。それを施術中にやんわりと伝えてくれるわけです。現場を見ていないのに判るんですね。でもそれを聞いて「やっぱり…」と頷ける部分が多かったので、逆に安心できました。
●嬉しかった事はなんでしたか。
経絡治療を受けて、しばらくして「良くなって来ましたね」と言われた事です。病気の状態が「陰」から「陽」に変って来たと言われた時は嬉しかったですね。自分には掴み所のない陰気が当たり前で、「陽」という言葉は似合わないと思ってました。ですから「陽」に変って「良かったですね」と言われた時は嬉しかったです。しかし振り返ってみると、指圧中は大きな病気に罹らなかったんですよ。あんなにひどい状態でしたのに…。不思議です。そして段々と良くなりました。
●日常の健康管理としてどうですか
指圧を受けると今でも疲れたと言うか、湯あたりした時のような疲れが出るんです。でも２～３日もすると逆に体がラクになっているんです。また疲れた時の感覚がハッキリ判るので、「そろそろ手入れどきかな」という勘が働くようになりました。
私たちの治療室では不定期ですが、利用者さま対象に「漢方健康教室」を開いております。テーマはその都度違いますが、日常の健康管理に役立つテーマを選び、健康情報の提供やツボ体操などを実施しています。
親切、わかりやすい講義で良かった。できれば一回の講習で伏臥位指圧全部を解説してほしかった。応用編、症状別編、腹診等のテーマで今後していただければありがたいと思います。欠点を修正してほしい。
※腹診等、新刊書が出来ましたら連絡下さい。ぜひ購入したいです。またビデオテープの件よろしくお願いします。ありがとうございました。
＜印象に残ったこと＞
実習では腕の二点を押さえてみることを通じて、気の通る「スジ」があるらしいと感じられたことです。お話では、中国に渡った僧が15年も学んで持ち帰って事に漢方医学があったこと。日本人が独自の考えを発展させて「肚」中心の療法をつくり出したという歴史の話が面白かったです。
＜全体として＞
なぜお腹なのかという疑問も少し（？）答えが分かりましたし、からだを治す実学+理念的なものが一体化した奥の深～いものらしいと感じます。興味が湧いてきました。次回も期待しています。
腕の二点を押圧して、それが一本に感じられたり、ヨウジの先で刺激して、同じ経絡上の他のツボを押圧すると、その刺激が消えたりすることは驚きでした。
自ら気を感じる試みはうまくいきませんでしたが練習をすれば感じられるようになるのでしょうか？興味があります。
今回は一度しか参加できませんでしたが、次の機会にも参加したいと思います。
全くの初心者だったので最初は多少、不安もありましたが、このようなスクーリングはあまり行われていない上に、時間をかけた丁寧な指導でとても身（実）になりました。今回は伏臥の上半身までだったので、是非それ以外も教えて戴きたいと思っています。次回も楽しみにしています！
個人的には日常的な横臥を覚えたいデス。
先日はありがとうございました。
すこしの時間でしたが経絡指圧の楽しさ、奥深さに触れた気がします。また漢方健康教室に参加したいと思います。
同様に施術も定期的に受けに行きます。
今後ともよろしくお願いします。